理論上の人間の寿命
「人間は実は140歳まで生きられる」らしいというはなしを聞いたのですが、実際に理論的には人間は何歳まで生きられるんだろうか??
人間の寿命に関することについてはやはり関心があるみたいで、いくつかはWeb上でも語られていますが、実際のところ根拠のあるものはないような雰囲気ですね。
私はできるだけ長生きしたいんですが、人間は120歳までが限度です。すべて体が丈夫でも120歳までですね。DNAに死ぬプログラムができているんです。再生がSTOPするプログラムができてるんです。1万年たっても変わりません。
今の人間の年齢のギネス記録は122歳とかなので、上記の回答はあながち間違ってないんだと思うんだが、それにしては120歳まで到達する人は少ない。80歳くらいを超えると「寿命だねー」なんて言われることもある。実際のところの寿命ってどうなってるんだろうか??
健康長寿MUSEUMというサイトでは正確/不正確を問わず記録に残っている長寿年齢を紹介しています。
■世界の長寿者(戸籍の記録が不正確な時代)百姓の満平 /日本 (1602~1796)194歳
百姓の松原仙右衛門 /日本 (不 明)185歳
農業のピトラス・ソアルテン /ハンガリー(1539~1724)185歳
僧侶のケンタイ・ジャーン /スコットランド (不 明)185歳
セノス・ロウェン /ハンガリー(1553~1725)172歳
フリア・シェピブ・ヘロウ /イラク (1807~1977)170歳
ヘンリィージエンキンス /スコットランド (不 明)169歳
ハテス・ハムス /トルコ (1764~1928)164歳
農夫のトーマス・パー /英 (1483~1635)152歳
■ギネス・レコードに見る長寿者1位 ジャンヌ・カルマン /仏 (1875~1997)122歳 女性
2位 泉 重千代 /日本(1865~1986)120歳 237日
3位 クリスチャン・モーテンセン/米(1882~1998)115歳 男性
この他にも怪しい記録は目白押しですが、195歳まで生きたという記録もありあまりにも現代とかけ離れているため、「年齢は覚えてられなくなり、周辺の人たちも死んでしまったためわからなくなってしまったのでは?」というのが真相なんではないかと思う。
人間の寿命が50年やもっと短い30年だのと言われていた時代は、長生きすると誰も年齢を覚えていなくなり、噂が膨らんで200歳なんて人が生まれたのではないでしょうか?
その説が非常に有力なんではないかと思える。
調べてみると信憑性の高そうな寿命の研究・考え方が2つ。一つは動物血酸素の取り込む量の変化による寿命の考え方、もう一つはマウスとゾウの実験で有名な心臓の心拍回数による寿命の説。
動物血酸素の取り込む量の変化による寿命の考え方
人が空気中からどれだけの酸素を取り入れたかを計るものです。
普通25歳で100とすると、100歳で60に低下するらしいです。そして
125歳くらいで酸素を取り入れるのが困難になるらしいです。
次に心臓が血液を送り出す機能は、25歳で1分間に4リットルを全身に送りますが、125歳くらいになると1分間に1.5リットルしか送れない心不全状態になるらしいです。
そして、脳細胞は、赤ちゃんの時で100億~140億個あるらしいですが、20歳になると
1日10万個くらい死滅するらしいです。
80歳で37%くらい死滅していく計算から130歳が限界ではないかと言うことです。
心臓の心拍回数による寿命の考え方
「生涯心拍数」人の心臓が一生のうちに打つ鼓動の数は約15億回だそうです。「名古屋大学医学部第一内科の林博史氏が面白い論文を発表しています。それによると、人間の一生の心拍数は安静時で15億(拍)、活動を考慮すると20~23億(拍)といわれています。哺乳類では動物の種類によらず一生の心拍数はおよそ一定です。心拍数と寿命の間に成り立つ数式を簡略化すると、
寿命(分)=20~23億(拍)÷1分当たりの心拍数」
となり、寿命は心拍数に反比例することが分かっているそうなので。
これを人間の心拍に当てはめると、1分当たりの心拍数が90拍だと寿命は約45年、同50拍だと約75年になります。つまり、1分間の心拍数が速い人ほど寿命が短いというわけです
論理的に考えて出てきた寿命の数値が75年と130年。ずいぶんと開きがあるもんですな。
人間は活動する生き物であるし、本人の健康状態にも依存するので一概には数値化できない事がとりあえずわかった。あとはただただ生きていても大体75年くらいは生きられるように社会が変化してきていると思えるので、どれだけ精神状態を安定させて長生きできるかですね。
最後に、寿命に関する研究について見つけた面白い研究(妄想とも言う)結果をいくつかご紹介。
若いうちに将来死滅が考えられる細胞を採取しておき培養。病気になったり細胞が死滅したら採取しておいた細胞とどんどん入れ替えて健康を手にし、理論上無限の寿命を手に入れるという妄想。読んでて面白いが、最後に人間の生をテーマにした風刺的な感想が書かれているのが破滅的で面白い。
SENS (Strategies for Engineered Negligible Senescence)計画という老化防止の計画から一歩進んで様々な疾患を治すことにより理論上寿命を1000年に増やすことができるというプロジェクトの話。大真面目に記事が書かれているとは思うが、根拠となるようなものや詳細な方法については一切触れられていない。SENS計画で調べれば分かるかもしれないがきっと英語の文章なんだろうなぁ、、、というわけでパス。
寿命が10倍に延びる技術を開発、人間の場合は800才まで寿命延長が可能に
2つの遺伝子(RAS2とSCH9)に手を加えることによってカロリー摂取を削減できるという研究。これを応用すればがん細胞にカロリーを与えないことでがん細胞の増殖を抑えることができるとの事。応用すれば人間は今の寿命の10倍くらいになるとの事。すでにイーストのバクテリア(要するにパン酵母)の寿命を10倍に延ばすことに成功しているとの事で、完成したら平均寿命は一気に10倍(実際には徐々に伸びていくので800年後には平均寿命が800歳くらいになっているかもしれません。
人口爆発で気が狂う人が多数出そうですが、、、
社会環境の変化、細胞・遺伝子学の発達、老化の研究など、様々な角度で見ると、寿命の考え方が異なっているそうです。複合して考える人が出てきてもよさそうだが、研究者は得てして一つの技術に固執するので一生交わることのない議論をかわし続けるんだろうなぁ、、、
というわけでとりあえずは身近で一番正確性の高い寿命の考え方はやはり「平均寿命」。今後10年、20年でも伸びそうなので今の世代の人たちの寿命はまだ確定していないという考え方で良いんじゃないでしょうか?
交通事故など突発的な事故に気をつければ、、ですが。今後人口が爆発してくると交通事故とかの頻度も増えるんでしょうな。そうなると結局平均寿命は延びてこないのかもしれない。寿命の考え方は一筋縄ではいかなさそうだ。
(2009年6月20日 23:14)
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Ho ho, who wuolda thunk it, right?
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